僕の専門は政治学です。ところが今まで、哲学や社会学というものになぜかひどくコンプレックスを抱いていました。僕がこの水泡草という場所を作ろうと思ったのも、そのコンプレックスのためなのかもしれません。そして、そのコンプレックスの原因がようやく分かりました。哲学も社会学も、対象の範囲がひどく広く、ありふれているのです。例えば政治学は国家間関係や国内行政など、自分と直接は関わりのないものしか対象にできません。しかし、哲学や社会学は、自分のごく身の回りの物事すら、さらに言えば自分自身すら対象にできるのです。自分のすぐ近くで起きている現象、自分やその周りの人間の行動、そういったものを理論的に考察できるわけです。僕はそこに焦りを感じていたのだと思います。彼らはすぐそこのそれについていくらでも論じることができるのに、僕はどこか遠くのどれかについてしか論じることができない。そういうことだったんだなあと思いました。
気づいてしまえば何ということのないことで、要するにお前そんなことで悩んでる暇あったらもっと比較政治学とか政治史とかやれよってなもんです。そんなわけでもうこの場所も不要なんだと思います。これからは日記と小説だけに集中しましょう。更新頻度もがんばってあげましょう。いや、それは無理かなー。水泡草のログを消すかどうかはまだ考え中です。インターネット上のリソースを消去するのは好ましくないとは思うのですがね。そんなわけです。ほにゃほにゃ。