第6段
サイバーパンクの実感
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いかがわしくきな臭いことをうまく転がす時などに、繁体字や簡体字の踊るサイトや、キリル文字でコーティングされたプログラムをよく用いる。そのときにわくのが、自分がサイバーパンクに身を置いているという実感だ。なぜわくのかはっきりしないが、妙にわくわくしてくる。人間の思考をコンピューターで読み取る、人工の視覚情報を脳に送信する、といった、よりサイバーパンクに近いはずの最新技術について、大手の日本語ニュースサイトで読んでも得られない興奮がそこにはある。なぜなのか。それについても考えてみたい。
まずは問題提起までで終わるとして、それはさておきサイバーパンクの代表というべき「ニューロマンサー」の映画化が「またしても」決定したらしい。今まで何度となく映画化の話が出ては立ち消えた、映像化の実に困難な本作だが、いったいどのような作品に仕上がるのか。ギブスンの言を借りれば「とってもスリリングだ」。
-08.03.07 03:40