第6段について。サイバーパンクの土台となるコンピュータ/インターネット技術は、そのほとんどが英語文化圏で開発され、内部でお目にかかる文字もラテン文字基本の26文字だ。またコンピュータ以外でも、ラテン文字は比較的日本人になじみの深いものであろう。もちろんドイツやフランス等では、合字やダイアクリティカルマークなども使われるため、日本人にとっては見慣れないものとなりうるが、それでも基本26字の面影は残っているため、まったく違った印象、とまではいかない。対してロシアを中心に使われるキリル文字は、同じヨーロッパ系の文字であるにもかかわらず、10余りの字を除いて他に類を見ない、まったく異質のものという印象を受けやすい。ラテン文字と違い、どう発音するのか見当すらつかないことも多い。
書いておくこと:キリル文字文化の分析、漢字・漢字文化の分析